医療機器開発関連事業

Safety Bee
現在開発中の無線デバイスを使用した、見守りシステムをご提案しております。
病院内・施設利用者の日常生活における転倒・転落事故を防ぎ、低消費電力化と医療施設内機器への影響もなく緊急時の対応の手助けとなります。

2012年9月1日~1年間、学校法人埼玉医科大学との間で透析患者の透析時抜針予防に関する共同研究を行う契約を締結しました。

2014年8月6日、学校法人埼玉医科大学と共同出願契約締結。

特許出願日:2014年8月20日 出願番号:特願2014-167252

発明の名称:通電器、並びに、傾斜状態検知装置及び、傾斜状態検知方法

開発コンセプト


Safety Bee の開発コンセプトは、

● トータル的に見守り可能なオールインワンシステム
● 徹底した、低消費電力化
● 小型軽量化 の

3つをポイントとしています。

製品開発目的

現在、病院内での高齢の入院患者が起こす転倒・転落事故は、全医療事故の約3割に当たります。(下グラフ)
こうした転倒・転落事故は発生場所によっては、発見、救護処置が遅れてしまうケースがあります。
今 後高齢化が進む中で、入院患者の高齢化も進み、病院内での事故も増加していくと考えられ、入院患者の事故発見・対応を速めることにより、重大な事故へ発展 する事の予防として、危険な体位の検出を行うことで、より迅速に的確な処置が行えるようなシステムを構築することが目的です。

また、このような事故対応を病院内で迅速に行える環境を整える事により、病院内経費削減と同時に患者見守りを合わせて行 えることも大きなメリットです。

Safety Bee システム概要

Safety Bee システムとは、基地中継機センサー端末から
構成される、下図のような見守りシステムです。

:センサー端末「 Safety Bee 」

Safety」の名の通り、人のすぐ側で、その人の「安全」を見守る端末です。 転倒をボールセンサーにて感知、瞬時に中継機へ異常を知らせます。 Safety Beeの特徴として、ボールセンサを使った低消費電力化により 市販電池を利用しての長寿命を実現致しました。

:中継機「 Bee Base 」

Safety Beeからの信号を受信し、基地へ情報を伝える役割をします。 これらの設置により見守りできる範囲が広がり、また転倒地点の割り出しも 可能となります

:基地「 Pliable Bee 」

Bee Baseからの情報をまとめる、システムの中核となるデバイスです。 各端末の状態を常にチェックする事で管理し、受けた情報をPCへ送信、 アプリケーション上で異常を知らせたり、常に各Bee Baseの状態を確認可能にします。

転倒

Safety Bee について、さらに詳細につきましては下記PDFをご覧ください。

「透析医療へのSafety Bee システム導入のご提案」(PDF)

ページの先頭へ